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社労士の年収は高いのか低いのか!?

こんぬづは

 

社労士の年収て、高いのでしょうか低いのでしょうか。色々なサイトを見ると、統計だとか、データとかで指標を出してます。

 

なので、今回は、「自分の周りのリアルな状況」をベースに記事を書いていきたいと思います。

 

と、まず結論から!

①開業社労士:実力があり儲かっている人は1,500万円位。一般的には年収600万円のサラリーマン位の所得は稼いでいる印象

②一般企業勤務:勤務している会社による。社労士資格があるからといって、年収が大きく上がる要素にはならない(会社によって資格手当が数千円つく位)。人事総務の経験者が資格持っていると、転職で多少評価UP。未経験だけど資格もってます、だと転職に有利になることはない。

③社労士事務所勤務の総合職:350~500万円位が多い印象。

 

開業社労士なら高年収が狙えます。一般企業の勤務社労士なら勤務している会社次第(社労士資格の年収貢献度はそんなに大きくない)、社労士事務所はあまり給与は高くないというのが答えになります。「年収」ということを考えるなら、リスクをとって開業するに限ります。

 

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さて、社労士の年収について、厚生労働省の期間統計調査である「賃金構造基本統計調査」をみてみます。

出典:令和4年度賃金構造基本統計調査 

URL:https://onl.sc/jynUFrf

社労士はこの中の「その他の経営・金融・保険専門職業従事者」に分類されてまして、企業規模別に年収が掲載されています。

 

●企業規模10~99人

男女計

平均年齢:41.7歳

勤続年数:10.0年

所定内給与:41.2万円

年間賞与:131.9万円

労働者数:878人(調査のサンプル数)

 

●企業規模1,000人以上

男女計

平均年齢:35.7歳

勤続年数:9.5年

所定内給与:46.6万円

年間賞与:146.9万円

労働者数:1274人(調査のサンプル数)

 

とこんな感じです。統計のデータは、現実よりもかなり高い印象です。しかも人数も千人そこそことデータとして弱いですし、社労士以外の職種の人も多分に入っていることを考えると、あまりあてになるデータではありません。

 

やはりこういう時は、自分の肌感をご紹介するのが一番良いかと思います。ということで続きまして、自分の肌感。

 

フリーランス系の開業社労士

ピンキリです。開業3年目くらいから安心して生活できるようになる人が多数のイメージ。顧問報酬があるので、大きく稼ぐというよりは、堅実にコツコツ、みたいな感じです。開業数年たった人で、年間売上で800~2,000万円位のイメージです。あくまで売上なので、ここから諸経費や社会保険料、税金が引かれて、サラリーマン年収で言うと400~1,500万円位のイメージでしょうか。実力によるので、かなり幅があります。

 

②事務所経営している開業社労士(社長さん社労士)

これはもう、経営者なので、経営している事務所の規模によりけりですね。小さい規模の所長さんですと、年間500万円位の所得から、大規模事務所の所長さんになると2,000万とかは普通にあるイメージです。

 

③サラリーマン社労士(一般企業の総合職)

就職している会社の給与水準によりけり。社労士だからといって、何か優遇されることはほとんどありません。会社によっては給与体系の中に、保有する資格に応じて手当を支給する「資格手当」がある位でしょうか。金額的に多いのは中小で3,000円~数千円(月)。大企業で5,000円~15,000円(月)位だと思います。

 

あと、社労士の資格があるから転職に有利になるということはありません。一般企業は資格よりも経験を重視しますので。もちろん、社労士事務所への転職にはかなり有利になります。社労士事務所は数名~多くても30名位の小規模事業者が多いです。給与水準については、これ位の規模の個人経営企業の給与水準と、大差はありません。

 

④社労士事務所の職員(総合職系)

前述の通りどうしても社労士事務所は小規模の事業体が多いので、正社員の給与は350~500万位が多い印象です。儲かっている事務所の幹部になれば、給与水準が良いところだと1,000万位になります。

 

と、こんな感じです。

 

ところで、開業については社労士の将来性について以前この記事で書きましたので、そちらをご参考下さい!

 

sharoushi-study-dokugaku.com

 

キャリアチェンジの可能性などについては、また別記事で書きたいと思います!

 

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