こんぬづわ
社労士試験は暗記の試験とよく言われます。
しかし中には、「暗記より理解が大切」という人もいます。
結論、暗記が大切です。
9割位は暗記ですね。
ただですね、暗記するにも2種類あります。
①理解をベースとした暗記(老齢基礎年金の合算対象期間などなど)
②丸暗記の暗記(国庫負担率など)
そして①の暗記ですが、ベースに「理解」があると、かなり暗記しやすいです。
例えば合算対象期間で、外国籍の人について、こんなのあります。
「昭和36年5月1日以降、20歳以上65歳未満である期間に、日本国籍を取得した人で、日本に住所があった昭和36年4月1日から昭和56年12月31日までの期間」
これをただ暗記するのきついですよね。
しかしですね…
昭和36年4月1日から国民年金の保険料の納付が始まったことを知っていれば「なんで昭和36年5月1日以降なのか」を暗記しやすくなります。
あと、昭和57年1月1日から、国籍問わず国民年金が適用されたということを知ることで「なんで昭和56年12月31日迄の期間なのか」を暗記しやすくなります。
まあ、昭和36年4月1日から国民年金の保険料の納付が始まったことも、昭和57年1月1日から国籍要件が撤廃されたことも、知識なので暗記と言えば暗記なんですけどね。。まあそこはご愛敬。
「社労士試験は100%暗記だろ!」という方も、たまに、なんでこうなるの?ということを考える時間を作ってもよいかもしれません。もちろん、息抜き程度に、です。そして理解できないから先に進めない、というのは絶対NG。
全体で言ったら圧倒的に「ザ★丸暗記」の個所の方が多いと思います。雇用保険の所定給付日数の表に、深い意味はないわけで。なので、ひたすらゴリゴリ暗記することからは逃げられないし、ゴリゴリ暗記する姿勢が必要です。